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2012年4月

2012年4月10日 (火)

告知!『大須で江戸噺』

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よろしくお願いします!



●『大須で江戸噺』

2012年4月11日(水)~4月15日(日) 昼夜公演

時間:〔昼の部〕12時30分開場、13時開演
        〔夜の部〕17時30分開場、18時開演
※4/15(日)夜のみ、17時開場、17時 30分開演

入場料:前売1000円、当日1500円(全席自由席)
※昼席の前売券は完売しました(当日券は若干数あり)

場所:大須演芸場  名古屋市中区大須2-19-39 (地下鉄鶴舞線・大須観音駅徒歩3 分)

問合せ:090(7279)0093柳太郎

出演:三遊亭圓馬、桂米福、瀧川鯉朝、三笑亭夢花、春風亭柳太郎、古今亭今輔


◆柳太郎出演時間(一部ネタ出し)予定
4/11(水)昼:13時〔1番目〕
4/11(水)夜:18時20分前後〔2番目〕
4/12(木)昼:13時40分前後〔3番目〕  『長屋の花見』
4/12(木)夜:19時30分前後〔4番目〕
4/13(金)昼:14時50分前後〔5番目〕
4/13(金)夜:20時10分前後〔6番目・トリ〕  『大山詣り』
4/14(土)昼:14時50分前後〔5番目〕
4/14(土)夜:18時40分前後〔3番目〕  『怪談家族』
4/15(日)昼:13時40分前後〔2番目〕
4/15(日)夜:19時前後〔4番目〕

※出演時間予定はあくまでも目安です。 実際の出演時間はずれる場合がありますので、 あらかじめご了承下さい。

※詳細は落語芸術協会ホームページをご覧下さい。

                                                                                                                            

2012年4月 9日 (月)

小湊鉄道・二人会 他

                                                              

嬉しい企画が実現した。

昨年8月、圓馬兄さんの仕事で千葉県の五井に行った(『8月あれこれ』)。
その時の打ち上げで、五井駅から出ている小湊鉄道を見て、「いつか乗ってみたいなぁ」というようなことをチラッと話したら、
後援会の方がそれを覚えていて、なんと小湊鉄道の列車の中で圓馬兄さんともども落語をやることになってしまったのだ。

というわけで、当日行ってみると、


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ディーゼルカーの正面にヘッドマークがっ
すかさず記念撮影する。

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中はこんな感じ。列車が動き出すとすぐに高座へ上がり落語を始めたんだが、いやー  揺れる揺れる!
カーブでは手を付かないと転がるくらい。そんななかよく笑ってくれた皆さんに感謝します。

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Na

それにしても小湊鉄道って初めて乗ったんだけど、のどかでいい線だなぁ。
桜はあいにく五分咲きだったけど、その代わり菜の花の黄色が綺麗で、充分お釣りがくる。
沿線では、撮り鉄どもがカメラの包列。中で落語をやってるのを見て、さぞビックリしたことであろう。
写真撮って「鉄道ジャーナル」にでも送ろうかな。

小湊鉄道の職員も優しい方ばかりで、仕事ながら楽しい時間でした。

いやぁ、めったに出来ない体験をありがとうございます!





翌日、4/8(日)は『春風亭柳太郎・富田富士也  二人会』が。

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毎回たくさんの人出で超満員になるのだが、今回もやはり120名超の大入り、凄い熱気だ。

落語が初めての方が半分近くいて(高座から直接聞いたのです)、みんな真剣に聞いてた。
日暮亭の皆さんも誰一人挫折することなく最後まで堂々とやりきっていたので、講師としてはホッとひと安心だ。


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記念撮影。着物の女性ばかり集めてみました。


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ついでに男も (コラ)

ご来場ありがとうございます!

そして、おつかれさまでした!



その他。


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浅草上席、柳好兄さんのトリ。
中入りの昇太師も残り、いつもの「捕鯨船」へ。

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他にもいろんなところでご馳走になった。なんか毎日飲んでた気が……。
柳好兄さん、実にタフだ!



そうそう、あと今月は鳥郎寄席があったんだけど、ちょうどその日、例の暴風雨の真っ最中で、影響をもろに受けてしまった。


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それでも何人か見に来てくれて、これは胸が熱くなったなぁ。
思わず三席やっちまった。ボク、喋っちゃったよ。

ということで、いろんなことがありつつ、大須へと向かう柳太郎なのであった。

続く←

                                                                    

2012年4月 8日 (日)

3月あれこれ

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【写真1】


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『柳太郎 落語ざんまい』ご来場ありがとうございました!



この日、ゲストの伸治師匠から昔の切手をシートでいただいた。
ちょっと前、広小路亭で切手の話をしてたのだ。

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今、昔の切手(昭和30年~)安いみたいですね。
私が小学生の時に切手ブームがあり、単純に切手の色あいが好きで集めていた。

切手商の店に行って、昔の10円切手を100円くらいで買っては家で眺めてた覚えが……って、ただの暗い子供じゃん!

いやいや、当時流行ってたんすよ、切手収集。
少ない小遣いから一枚づつ買ってたら、「シートで集めなきゃ値打ちないんだよー」
なんて心ない大人に言われて悔しかったなぁ。

それが今や、上の写真のシートだって 100円前後で買えるらしい。
フフフ……参ったか、あの時の大人ども!

……むなしい。


あ、あとこんなものもいただきました。

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昔の鈴本演芸場のチラシ。うちの師匠がトリ!

ちなみに、枝太郎・円馬・柳好・今輔・伸治・助六はみんな先代である。
時代の流れの早さよ。




【写真2】

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同じく日本橋亭の鯉枝さんの会にゲスト出演。

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ハネた後、出演者の小蝠さんと彦麻呂さんオススメのラーメン屋、神田にある『カラシビ味噌らー麺  鬼金棒(きかんぼう)』へ行く。

辛さ少なめをリクエストしてたのもあるけど、心地よい辛さで汗をかきながら完食した。
ゴツい男が二人で、汗かきながらラーメンってのもどうかと思うが美味いものは仕方がない。



【写真3】


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『春風亭柳太郎・富田富士也  二人会』
最後の講習。ここでの稽古がどう反映されるのか、それは4月8日に明らかになるであろう。フフフ……。


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一服する総代。ジャズマンみたいだな。



【写真4】

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とおるさん、傳枝君、前座の明楽さんとつつじが丘の中華料理屋で飲む。
4人でツマミを一杯頼んで飲んでいたのに全部で一万円ちょと。安い!
しかも料理もなかなか美味いし。

こんな感じの、安くて美味くてガツガツ食べられる中華がウチの最寄り駅にはないんだよな。

高い店か、不味い店はあるんだけど。




【写真5】

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2月の『柳太郎の会 』に出演したフランス人、シリル・コピーニさん(写真上↑)の紹介で、フランスで落語をやっているステファン・フェランデスさんからインタビューを受ける。

正確にはステファンさんの奥さんで演出家でもあるサンドリーヌさんから、落語に関する質問を聞かれた。

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最初、フランス国内で(しかもフランス語で)落語をやる人がいたのか!  とビックリしたのだが、聞いてみると、初代・快楽亭ブラック師匠(先代ですね)を研究しているという。
先代ブラック師匠については、大正時代のSP録音(漫談のようなもの)を聞いたことがある程度の知識しかないので、その辺をいろいろ聞かれたらどうしようと心配してたら、
ブラック師匠についての質問は殆どなく、主に若手から見た落語観および落語界に関する質問でホッとする。

やはり落語家のしきたりが一番理解しづらいらしく、いくつか聞かれたのでこちらも懇切丁寧に説明させていただいた。わかってもらえたかなぁ?
しかしお二人とも落語に対する興味がもともと非常に高いから、そんなに込み入って説明しなくても意思の疎通が出来て、最後にはだいぶ親しくなれた。よかったよかった。

落語もこれからはインターナショナルな存在になるかもしれないから、この出会いは貴重である。
いや、そうなって欲しいという願望が私には確実にある。海外の人がどういうやり方で落語を演じるかにもよりますけどね。
いや、充実して楽しい体験だった。

ちなみにステファンさん夫妻は日本語がわからないので、バイリンガルのシリルさんに通訳してもらったのだが、
みんなの喋っているフランス語が早すぎてまるでわからない!  俺、第二外国語はフランス語だったのに。

あの授業の時間は何だったんだ……。




【写真6】

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ある日の国立演芸場楽屋。

東京丸京平先生と新山真理先生が楽しそうに談笑してたのでコッソリ激写しようとカメラを向けると、

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みんな一斉にこちらを向く。「あの、自然なショットを撮りたいんですけど」と言ったら真理先生が、
「いいじゃないの、こっちの方が旅館のお座敷みたいで」

いやー  それはきっと真理先生が見た目コンパニ……いえ、なんでもないです。




【おまけ写真①】

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渋谷・公園通りの、たばこと塩の博物館で開催された「林忠彦写真展」へ行く。

この人は戦後の文士の写真をたくさん撮っていて、中でも太宰治の上の写真は有名だけど、これがホントに偶然撮れたものだったとは初めて知った。

「ある日、織田作之助をバーのカウンターで撮っていると、反対に安吾さんと並んですわっていた男がベロベロに酔っぱらって、『おい、俺も撮れよ。織田作ばっかり撮って。俺も撮れよ』って、わめいてたんです。うるさい男だなあと思って、『あの男は一体何者ですか。うるさい酔っ払いだなあ』って訊いたら、『あれが今売り出し中の太宰治だよ。撮っといたら面白いよ』って、誰かが教えてくれたんです。それで、僕は、たった一回分しか残っていないマグネシュウム(閃光粉)を使って……」

太宰、単なる酒乱のオッサンだったのか。凄い事実。

あと、坂口安吾の家の写真も初めて見たけど、殆どゴミ屋敷だね、アレ。





【おまけ写真②】


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いやー    買っちゃいましたよ、『キス・オン・ザ・ボトム』!    ポール・マッカートニーのニューアルバムである。
ポールがマイナーなスタンダードを歌うという渋いコンセプトに惹かれて思わず買ってしまったんだけど、聴いた感想は……ウン、なかなかいいっスよ。

ギターやピアノなど、バックの演奏を手練れのミュージシャンに任せ、ポールは歌に専念したのもよかったが、なんといってもポイントは選曲だろう。

知ってるか知らないかギリギリの知名度の曲を数多く選び、ポールなりの味付けをして歌い上げてゆく。
曲自体もファッツ・ウォーラーの「手紙でも書こう」、「グローリー・オブ・ラヴ」(ファイブ・キーズ)などちょっと聴いてみたい魅力的なナンバーが並ぶ。

ということで、ジャズ好きな私としてはおやすみ前に毎晩聴くほどハマッているのだが、
純粋なビートルズ・ファンやロック・ファンにとってはどうなんだろう。

ビートルズ特有の、あの皮肉の効いた秀逸なユーモア感覚や、ロック的な疾走感は殆どないからなぁ。ちょっとキツいかも。
よかったらタワレコで試聴してみて下さい。

ジョンが生きてたら、これ聴いて共感するのか呆れ返るのか。




【おまけ写真③】

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昨年末の追悼で取り上げた小松左京さん、ブックオフに初期作品の『日本アパッチ族』があったので、早速買って読んでみた。

小松さんらしい、リアルな時代風俗と科学知識、突拍子もないアイデアを縦横に駆使した内容になっていて、それだけでもニヤニヤしてしまうが、もっと笑ったのが背表紙の紹介文。

『鉄を食う人間ーそれがアパッチだ!』


おもいっきりネタバレしちゃってるよー

                                                            

2012年4月 1日 (日)

4月上席・浅草の予定

                                                                                                                                 
花粉は大丈夫そうです
                                                                                                                                    
●浅草演芸ホール 4月上席 (4/1~4/5)
11時45分~21時
                                                                                                                                       
☆柳太郎出演時間:19時~19時15分
※4/3(火)は休演します。
                                                                                                                                          
(※出演日・出演時間は予定です。
時間変更・休演する場合がありますので、ご了承下さい。
御来場の際はお手数ですが、あらかじめお問い合わせ下さいますよう、お願い申しあげます。)
◆上記問合わせ:090(7279)0093 柳太郎
                                                                                                                                 

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