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2011年5月

2011年5月31日 (火)

Let Yourself Go!




さぁ  そんな薄暗いところで さえない顔して突っ立ってないで

こっちへおいでよ


地震も放射能もあったけど

今はこうやって なんとかやっているのさ

これからもここで生きていくんだったら

思いきり熱くなっちまえよ


さぁ そんな狭い場所で 一人でずっと悩んでないで

もっと陽のあたるところへおいでよ


人はいろんなことで迷ったりするけど

いつまでも値踏みしてたってキリがないのさ

どうせ時間が経つんだったら 思いっきり楽しんじゃいなよ


さぁ  そんな暗がりで無表情に佇んでないで こっちへおいでよ


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……ほら 『柳太郎の会』が もうすぐ始まるよ




★『第32回 柳太郎の会』

 日時:2011年6月4日(土)
    午後6時開場、6時30分開演
 場所:お江戸日本橋亭
    (03-3245-1278)
入場料:2000円(全席自由席)
お問合せ:090(7279)0093

 出演:春風亭柳太郎
         春風亭昇々 (寿・二ッ目昇進)
     神田真紅
ゲスト:柳家喬之助


※ 次回『柳太郎の会』は
2011年10月8日(土)に行います。
(時間・場所は同じ)

                                                            

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2011年5月 6日 (金)

5月上席・中席の予定





ビンラディンのネタやる人いるのぉ?



●お江戸上野広小路亭 5月上席後半
(5/6~5/10)
12時~16時30分

☆柳太郎出演時間:14時35分~14時55分

(時間変更・休演する場合があります。ご了承下さい。)




●浅草演芸ホール 5月中席後半(5/16~5/20)
11時45分~21時

☆柳太郎出演時間:19時~19時15分



※上記総ての公演につきましては、時間変更・休演する場合があります。ご了承下さい。
御来場の際はお手数ですが、あらかじめお問い合わせ下さいますよう、お願い申しあげます。

◇上記問合わせ:090(7279)0093 柳太郎

2011年5月 5日 (木)

B級グルメあれこれ・番外編 (大須特集)

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大須公演で行った店、食べ物を紹介します




【写真1】

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朝はいつもここから始まる。
大須演芸場そばにある『モカ珈琲店』

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昔ながらの商店街の喫茶店で、こういう所で飲み食いすると、
何の変哲もないトーストとコーヒーが無性に美味しいのはどういう訳だろう?

またここは昔、大須に出た時、故・痴楽師匠と朝を過ごした思い出の店でもある。

朝行くと、痴楽師匠が奥の席で備え付けのテレビを見たりスポーツ紙を読んでたりして、
ゆったりとした時間が流れていた。


ここにいると、あの時の空気をふっと思い出すなぁ。




【写真2】

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ビラ配りの時にお昼ご飯で食べたパスタ屋、『ハッシュ・デ・ロッソ』

辛みのあるアンを掛けたシンプルなパスタがたっぷりで食欲をそそるが、
これでいちばんプレーンなやつが300円代!
ちょっとトッピングを付けても500円代だから安い。

この気兼ねのいらない所が名古屋メシ最大の魅力だろう。

ちなみに美味しそうなオムライスも(もちろん同価格帯で)あります。




【写真3】

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差し入れでいただいたいちご大福
なぜ大福にイチゴが乗っかると美味いのか、それは誰にもわからない……。

ご馳走さまでした!

この他にもすき焼き弁当(松坂牛!)や鰻重、大須ういろうのお菓子など、
いろんな物をいろんな方々からいただいて有り難かった。

たぶん10日間くらいは大須演芸場で篭城出来ただろうな。

あ、でも夢花兄がドカ食いするから無理か。




【写真4】

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今回、いちばん念願の店で、しかも(良い意味で)チープな店。

『寿がきやラーメン』!


子供の頃、地元のダイエーになぜか『寿がきやラーメン』があった。
『寿がきや』、当時は関東にも進出してたのである。

毎週、日曜日になると家族でダイエーへ買い物に出掛け、
地下にある『寿がきや』で肉ラーメンを食べるのが慣わしになってた。

とにかく肉ラーメンのチャシューが好きで、世の中にこんな美味いものがあるのか!
と毎週、夢中になりながら食べてた思い出がある。

どんな高級料理よりも、自分にとって何よりのご馳走だったのだ。

その後、『寿がきや』は撤退してしまい、長らく肉ラーメンも食べられなかった。

以前、大須へ来た時は痴楽師匠が出演者を引き連れ、
いつもいいお店でご馳走してくれたので、まさか
「『寿がきや』行って来ます」とも言えず、食べ逃していた。

しかし今回は完全にフリーである。自主公演は大変だけど、
こういう時に気を使わないからいい。

結局、公演中3回も肉ラーメンを食べてしまった。

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で、久々の肉ラーメンは……スープにもっとコクがあったような気がしたし、
肉も柔らかかった感じもするが、それはあくまでも美化された思い出であって、
基本的にはまさにこの味!

やっぱりこれだよ、これ。

こういう結構なものを毎日気軽に食べられる名古屋の人がうらやましい。




【写真5】

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名古屋といえばういろう。
ういろうといえば『青柳ういろう』

その本店が大須商店街、演芸場から一本隔てた通りにある。

実は今回、
「『青柳ういろう』の『カエルサブレ』と『カエルまんじゅう』が評判ですよ」
と教えてくれた方がいて、オーソドックスなういろうと共にこいつらも買ってみた。

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これが『カエルサブレ』

サブレはまだ食べてないけど、『カエルまんじゅう』は軽い甘味でなかなか。
サブレも楽しみだ。




【写真6】

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これまた地元の名店、餃子の『百老亭』
演芸場のすぐそばにあって、以前も痴楽師匠に何度かご馳走になった。

今回は公演多忙につきお目当ての店に随分と行きそこなったけど、この懐かしい店は
圓馬兄さんの粋なはからいでメンバー全員、千秋楽に行くことが出来た。


焼きそばとかサイドメニューも昔はあったような気がしたんだけど、
現在は焼き餃子、水餃子、スープのみのシンプルなメニュー。ライスもない。
宇都宮のこだわりの店みたいだな。
焼き餃子を注文する。

調理が面白い。焼き餃子専用の鉄鍋へ、ガソリンスタンドにあるようなホース
(天井から垂れてるタイプのヤツ)
で蒸気をジュッと吹き付けて蓋をし瞬間的に蒸らすのである。
結果、外皮はパリッと、中はもっちりした絶妙の風味が出来上がるわけだ。

これを見るためだけでも百老亭に行く価値があるかもしれない。

一人前が10個入りだが、一つ一つが小さいから少食な私でもパクパクいける。

テイクアウトも出来るので、公演中に抜け出して注文に行った人がいた。
何だかほほえましい。

こうして、思い出の店に始まり思い出の店で終わった大須グルメ、
まだまだ行きたい店がいっぱいある。

ああ、ひつまぶしよ、味噌カツよ……。


次は絶対に行ってやるぜ!



【おまけ写真1】

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行きそこなった店をもう一つ。
食べ物の店ではないけれど、コメ兵(『コメヒョウ』と読む)。

リサイクルとディスカウントが一緒になったような店で、値打ちものがとにかく安い。

最近、東京にも進出して名前がチラホラ知られるようになったけど、
地元の人に聞いたら、名古屋の方が断然安いんだそうだ。

大須演芸場のすぐそば(徒歩20秒!)にも和服コーナーのコメ兵があり、
やはり以前、痴楽師匠に帯を買っていただいたことがあったので楽しみにしてたのに、
忙しさにかまけてついつい行かずじまいだった。

ちなみにモカ珈琲店の隣にあった雑貨屋で、福助の足袋が1500円で売ってたので、
5、6枚買って帰ろうと企んでいたのに、これも忘れちゃった。

あああ……。

一度、仕事抜きで大須商店街を散策してみたいな。




【おまけ写真2】

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フルーツ大好き夢花兄。
だからって、こんなにフルーツ買うことないんじゃ……。

この後、大量にいろんな差し入れをいただいちゃって夢花兄、フルーツ放置。

部屋からは酸っぱい匂いが……。


オイッ




【おまけ写真3】

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帰路の新幹線。
余りの疲れに口から卵が飛び出した!

驚愕の出産……なわけない。

だが、それだけ疲れていたのも確かで、車中、数分おきに会話が途切れるとお互い

「……ホント、疲れたよなぁ」
「疲れましたねぇ」

などと無意味にジジイのような会話を鯉朝兄と繰り返した。

でもまぁ、いいじゃないの兄さん、
家へ帰れば綺麗な奥さん(←新婚)が待ってるんだから!
俺なんか一人淋しく……

いや、隣家の白ネコが帰りを待ってました
(T_T)

                                                            

2011年5月 3日 (火)

大須公演

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行ってきたぜ! 大須演芸場

超満員だぜ! 大須演芸場

でも受付大変だぜ! 大須演芸場

でも凄くウケたぜ! 大須演芸場

でも忙しくて大須から一歩も出られないぜ! 大須演芸場
(T_T)



いやいや、興業が忙しすぎて遊びに行けないなんて、芸人冥利に尽きますよ。
ご来場ありがとうございました!

ということで、大盛況のどえりゃあ大須レポートだぎゃ。



【写真1】

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初日の前日には名古屋入りして、大須商店街でビラ配り。
この日は寒かった。明日からの公演に多少の不安を覚える。

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もちろん大須観音にもお参りに。
大須商店街って、雰囲気は浅草に似てるけど、
古着屋や食べ物屋など程よく若者向けの店もあって、猥雑なエネルギーを感じる。

大須公演にも若い人がちらほら来てくれて嬉しかった。
ただ商店街は、夜も7時を過ぎると殆どの店はシャッター下ろしちゃって、
ゴーストタウンみたくなっちゃうんだけどね。




【写真2】

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受付風景。
初日の昼公演からいきなり満員でバタバタする。
準備や受付も自分達でやるから身体がいくつあっても足りない。
お囃子・千秋さんや芸術協会の事務員さんの助けを借りて、何とか乗り切った。

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でもお客にしてみれば、これが手作り感覚で芸人が身近に感じられてよかったみたい。
なるほどなぁ。




【写真3】

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開演15分前、鯉朝兄が震災チャリティーなどの前説をする。
私も何回かやったが、いつもこのあたりから既に場内で笑いが起こっていい雰囲気に。




【写真3】


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場内の舞台はこんな感じ。
しかし大須演芸場ってのは、落語をやるのにとてもいい雰囲気なんだなぁ。

ということに、何度も満員になった今回、初めて気が付いた (コラ)

いや本当に、限りないポテンシャルを秘めてますよ、大須演芸場は。


ということが、今回はじめてわかっ……(もういい)



【写真4】

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公演がハネたら楽屋で酒盛りなんかして、これぞ大須の醍醐味!

疲れて酔っ払っても、そのまま自分の部屋(=楽屋)へ戻って寝ちまえばいい。
そんな気楽さがある。


ただ、酒盛りの場所がたまたま自分の寝床の上だと悲惨なことに。
まさに落語を地で行く展開!

私も二回ほど (T_T)

旦那様、そこは悲しゅうございます……。 




【写真5】

今回は忙しくて大須から全く出られず、名古屋にいた感じがしなかった。

東京⇔名古屋駅⇔大須

って感じで。大須商店街すら殆ど散策出来なくて、
出掛ける機会といえば、朝の喫茶店と昼(時に夜)の銭湯くらい。

…その銭湯は、ちょっと歩いた商店街の裏通りにある。

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公共浴場だから、いろんな人達が。
お年寄りや子供や、そして全身に綺麗な絵が描いてある人達も

初日の昼に行ったら三人しか客がいなくて、
しかもその三人とも全身イラスト入り。いきなり度肝を抜かれた。
さすがダウンタウン大須!

いやー  思わず隅のほうでコソコソ身体を洗いましたよ。

まぁ風呂は気持ちよかったんで、いい気分転換にはなったかな。




【写真6】

大須演芸場の楽屋スナップをいくつか

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舞台袖。階段を上がると二階の楽屋で、私の居間でもある。

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楽屋内。あまりにも有名なさんまさんの落書き。

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二階廊下は天井が低い。
やっかいなのが頭を斜めに横切る柱で、『頭上注意』 『うつな 頭』 って書いてあるけど……

無理っ  デカい私には。三回打っちゃった。




【写真7】

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昼公演と夜公演のわずかな合間、
差し入れでいただいた矢場とんの味噌カツ弁当に舌鼓を打ってたら、

なんとテレビの取材が!

レポーターで森脇健児さんがいらっしゃったので、
本番の撮影後、すかさず記念撮影を申し込む。
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『走る男』という三重テレビの番組らしいのだが、
千葉テレビやテレビ埼玉、テレビ神奈川、サンテレビ、BS11などでも放映されてるらしい。
こうご期待!

ただ、いつ放送されるかわからないから、興味のある人は地道に見て下さい。
(三重テレビは6/4放送予定《変更の場合あり》です)




【写真8】

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千秋楽、口上の時にシャレで高座から写真を撮る。

夢花兄さんが、口上中に携帯を鳴らすなんという小細工をしやがるから対抗してみた。

「入場100人越えた時は口上をやろう」などと打ち合わせてたら、
毎回100人越えちゃって、けっきょく毎回やるハメに。
大変だったけど、皆さん喜んでくれたんで苦労した甲斐があった。




【写真9】


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あまりの盛況ぶりに最終日の夜、まるでロックバンドのように追加公演が決定し、
これまた好評のうちに幕を閉じる。その直後の記念撮影。


ブレちゃったけど、出演者はみんな疲れきって顔がグシャグシャになってたから、
これでよかった。

この後、慌ただしく荷物をまとめ、最終の新幹線で東京へと帰るのであった。

めでたしめでたし。


ビバ大須!  また来られることを願って。

                                                              

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